優しさの意味
木枯らしは海に消えて 閉ざしていた冷たさを溶かすように
君の面影も消えて
幻でいいとか そう 夢でもいいなんて強がりなのにね
『強いね』、なんて
また会おう はっきりとした約束もないまま
すがりつくはずの右手は振って 誤魔化したの
弱いところは見せたくない 意地っ張りね
君が告げたサヨナラの意味 わからないの
巡り来る季節に ふと心が揺れても
君がくれた優しさの意味 ぎゅっと抱きしめて
人ごみの中にふいに 君の影を見つけたような気がして
馬鹿みたいだね 探して
見送った背中が いま まぶたの奥に張り付いて離れない
『それじゃあ…またね』
目で追った 君は陽炎で ふらりと消える
どうして見失ったのだろう 君との道
誰にも笑いかけないでと 言いたいけど
君がつけたアシアトがまだ 消えないから
巡り往く季節に ふと胸が痛んでも
君にふれた愛しさのワケ ぎゅっと抱きしめて
あなたのいないこの世界は 広く感じ
あなたがいないだけで夜が 長くなるよ
巡り来る季節に ふと心が揺れても
君がくれた優しさの意味 ぎゅっと抱きしめて
ずっと忘れない・・・